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どんな場合に遺言書が無効になってしまうのか?
2022/12/03
遺言書は、自分の死後に財産をどうしてほしいか意思表示することができます。
しかし、一つ間違えると遺言書自体が無効となってしまうかもしれません。
そこで今回は、遺言書が無効になってしまう代表的なケースについて、お伝えしていきます。
▼遺言書が無効になるケースとは?
■日付がない
最も初歩的なミスですが、日付を書き忘れた遺言書は無効となってしまいます。
遺言書を作った日付がきちんと特定できるように「〇年〇月〇日」と記載します。
■押印がない
押印のない遺言書は、無効となる確率が高いので、押印もしくは拇印を忘れないようにしましょう。
■加筆や修正方法の間違い
遺言書の加筆や修正は、法律上の要件を満たしていない場合、無効となってしまうことがあります。
公正証書遺言として残した遺言書の修正や加筆を行うのであれば、新たに作成し直すことをオススメいたします。
■内容が不明確な遺言
遺言書の内容が不明確だと、どの財産のことを指しているのかが特定できず、無効になることもあります。
内容は正確に記しましょう。
■遺言者の真意ではない遺言書
遺言書がいくら適切に作成されていても、詐欺や脅迫によって無理に作られた遺言書は無効となります。
▼まとめ
遺言書は、記載漏れなどで無効になってしまう可能性もあります。
不安な方は、法律の専門家へ相談してみてはいかがでしょうか。
当弁護士事務所では、法務的なアドバイスに加え、経営コンサルタントとして、法人様からのご相談を承っております。
遺言書の作成に関するご相談も、お気軽にお問い合わせください。