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相続人の優先順位とは?

2023/12/03

家族、親族が亡くなった時に、考えなければならないのが遺産の相続ですよね。
遺産の相続には優先順位があり、相続人や法定相続人次第で相続される割合も変わります。
今回は、相続人の優先順位を中心に解説していきたいと思います。

▼故人の配偶者
亡くなった方の配偶者には、優先順位というものが存在せず、常に相続人となります。
配偶者がいない場合は、次から紹介する優先順位が最も高い人が相続人となります。

▼相続人の優先順位
ここからは、配偶者がいないときの相続人について優先順位の高い順に挙げていきます。
簡単にまとめると以下のようになります。

➀故人の子ども
②故人の親
③故人の兄弟姉妹

配偶者がいない場合は➀が相続人になり、➀がいない場合は②が相続人になり、②がいない場合は③が相続人になります。

▼遺言がある場合
故人が遺言を残していた場合は、上の優先順位ではなく遺言の内容によって相続人が決まります。
故人が遺言でAさんを相続人にしていた場合は、配偶者がいてもAさんが相続人になるということです。
しかし、故人と近い親族関係の人は、遺留分によって遺産の一部をもらうことができます。

▼まとめ
今回は、相続人になる順位についてご紹介しました。
相続でトラブルが発生しないためにも、知っておいて損はないでしょう。
また、弁護士法人親和法律事務所では、東京の赤坂を始めとして遠方の方のご依頼も請け負ってまいりました。
経営コンサルだけでなく相続問題などもお受けできますので、お気軽にご相談ください。